1年半もの間住んだテルアビブ近郊の村からエルサレムに引っ越す事になりました。
今まで住んだシルキン村も相当気に入っているのですが、僕はまだまだ静かで幸せな日々の中では成長できないお年頃でございますので、エルサレムへ行き人や環境に揉まれて僕の内面に潜むアイツを叩き起こしたいと思い、引っ越す事にしたんですが............。
まああああ、家探しには苦労しました.......><
希望は安くて立地よくてシェアメイトは良い奴で部屋広いって言う夢のような物件を探していましたが、現実は勿論そうは甘くないw
万年金欠の僕の予算は、どう頑張って絞り出しても家賃・光熱費・税金(※アルノナ)ひっくるめて1800NIS(4万五千円)が限界でありまして、中々そのような好物件は中心街になく、そしてあっても物置のような部屋だったり.....こんな事言うとあれだけど、エルサレムの方はテルアビブとは真逆の保守的な方が多くて中々家が見つかりませんでした><
※アルノナ
地域や部屋の大きさによって変化する住居税みたいな税金。
エエ家やん!!と思ってもこいつが高くて手が出なかった家が多かった.....泣。
インターネットで友達と家を探しているとこんな事もありました。
『家賃安い!立地良い!え!?最高やん!!』とテンションあがって電話しようと思っていると、友達『Soごめん!この家、宗教者のみ可って書いてあるわ、ごめん。』僕『ええよう...次探そ。』エルサレムならではの落ちでした。
そもそも、イスラエルの家賃は高くて泣きそうになる><
エルサレムでは家賃だけで1600NIS(4万円)ぐらいは平気でするし、テルアビブなんか今は2000NISは全然するらしく、シェアハウスでこの値段はないやろ?
東京でこの値段はまあ全然いいかも知れないけれど、給料安いイスラエル(大体レストランのキッチンの時給が600円程で月の稼ぎは5000NISが若い人の平均)では月の稼ぎの半分が家賃で吹っ飛んでしまう><
そんな、金銭的ストレースと家なき子的なストレースにタマラーン感じになっていた僕にある日突然!天からメーセージが、否!携帯にSMSが送られて来ました。
『ハイ!まだ家探してる?私はアギの友達のヒラって言うんだけど、すごく良い家があるんだけど見てみない?とりあえずリピに連絡して054......。』
恥ずかしながら自分!!正直アギもヒラもリピも誰だか知りません!!
もしかしたらどっかで会ったかも知れませんが思い出せません!!すいません!!
他人の携帯番号を簡単に教えてしまうイスラエルでは、突然知らん人から連絡が来るのは日常茶飯事なのでさほど驚きは無かったんですが、こう言う話は大事にしたい方なので早速ヒラにお礼を言い、リピに連絡して家を見に行く事になりました。
感想は??
もうフォーリンラブですたい!!
家賃はアルノナ込みで1050NIS(2万5千円)と格安!!
部屋の広さはもう8畳か10畳ぐらいあり、なぜかプライベートシャワールームまであるし!!
シェアメイトも皆ええ子ばっかり!!
立地もど真ん中でしかも伝統の石造りの町並みと言う奇跡の物件!!
まあもしかしたら4ヶ月で出なあかんも知れないって所はあるけど、それはまだ分からないので今はどうでもいいw
決まった!と思たら断られたりして来ましたが今回は大丈夫速攻でサインアップして参りましたw
いざ6月からエルサレム生活始動!!!
ちなみに実家を出て七年近く経ちますが、一人暮らしをした事がございませんw
ずっとシェアですw
近況報告おわります。
So matsuzawa