2013年3月16日土曜日

あるバイトと根比べ。


”少しずつ温かくなって来ました、どうもエルサレムの聡です。”

あっという間の3月。そしてあっという間の2学期突入!!

早過ぎです。。。

前学期は殆ど死んでいた僕でしたが、今学期はいつになく真剣に取り組んでおります!!

しかし、前学期は仲間に助けられました。。。本当に仲間って大切です!!

左からカラムとニナとリランとミハル。

学校では選択授業の時以外は、ほぼこのメンバーと共に時間を過ごしております。

カラムはアラブ系イスラエル人。
ニナはロシア系イスラエル人。
リランはルーマニア系イスラエル人。
ミハルはポーランド系イスラエル人。

基本みんなで話する時は英語とヘブライ語が混ざった会話をするのですが、両親共にイスラエル生まれのミハル以外はみんな母国語が違うんです!!

カラムはイスラエル北部のアラブ人街出身で母国語がアラビア語。
ニナはモスクワ生まれで母国語がロシア語。
リランは両親がルーマニアで生まれ育っているので母国語はルーマニア語。
まあ僕は普通の日本人。

そんな5人でアホな時間を過ごしているんですが、これが面白いと言うかめっちゃ楽なんです。
学校から近いカラムの家に集まる事が多いんですが、ああでもないこうでもないと過ぎて行く時間に身を置いていると悩んでる事とが忘れられるし、アホな意識なく仲間として接する事ができる無国籍空間は僕を成長させてくれる気がしてます。

カラムとリランは"あの男はええ男や!セクシーや!"とfacebookを開いては言うてるし、ニナは何かに付けて"ヤング&ビューティーでいたい"と言うてるし、ミハルは独特の世界観の中からモノ言うてるし、僕はやたらと軽くうざい位に熱く語ってる。

お互いに何の気兼ねなしにモノを言える関係は本当に素晴らしい。

そんな関係が今の僕らの中にはある。

ほんまありがたいっすわ。

感謝、ほんまに感謝。
















と、奇跡の横っ飛びどころか本題を一度見失った前置きはここまでにしてっと。


え〜本題に行きます。


わたくし、週末は日本食レストラントの方で寿司を作るバイトしているんですが、昨夜どえらい忙しさを乗り越えた閉店間近に差し掛かった23時半頃、ふとっ!!

こんな出で立ちのキリスト教関係のお客さんが現れて店で一番多い量の寿司をテイクアウトでご注文!!!

正直クタクタだったので、『ちょ....まじで.....こんな時間から聖職者が寿司食うかねっ!!めんどくさっ!!』何て一瞬思ったんですが、またもやふとっ!!

前日にバチカンで行なわれたコンクラーベで選ばれたフランチェスコ・新ローマ法王のニュースを思い出し、僕はこう考えました。


『待てよ、このタイミングでキリスト教の人が大量の寿司??..................これは完全にエルサレムのどこかの教会で新法王誕生を祝う寿司祭が行なわれるやないかいっ!!これはおもろいっ!!』


おもろいやんけパワーを得た僕は、頭の中で勝手におもろい妄想しながら清い心で少しサービスをした大量のお寿司を


こんな感じのお客さんに作り、心の中でアーメンと称えました。

来週末もきっと清い心で僕は時給30シェケル(770円位)で寿司を握っちゃってるでしょう。


では、ご一緒にアーメン




再ちぇん。

So