2009年12月15日火曜日

砂漠




 人生初めての砂漠で僕は仕事でPARTYの写真を撮りました。

着いたのは夜の10時、砂漠の真ん中に張られたサーカステント。テントから漏れる光が届かなくなるともう足下なんて何にも見えなかった、見えるのは遠くの方の何かから漏れて来る光のみ。

その光でうっすらと照らされている地形、見える限りは草も木もない。
カラカラやな。そんな阿呆みたいな感想が太陽が頭上に来る頃には言ってしまいそうやなと思い、それだけは言わんとこうと何故か思う。

PARTYは12時位に始まると言うので、テントを張り寝る事にしよう、起きれば長い一日が始まる。モンベルの寝袋が深い眠りを誘った、『イーシヤーキイモ』僕のテントが微妙に揺れながら聞こえて来るアホな声。友達で僕より早く来ていたタルの声だ、『イーシヤーキイモ』笑いながらまだ言っている。全く笑えはしなかったけど時計を見ると1時を指していて、いい時間に起きれたので結果的によかった。

テントのチャックを開けて外を覗くとタルが笑いながらケバブを焼いていた。ケバブを食べ、手に付いた油をタルの服に擦り付けカメラを持ちサーカステントへ歩き出す。テントからサーカステントまで行く200m程の間、足下が見えず恐る恐る転ばぬ様にゆっくり歩く。

サーカステントには200人くらいのお客さんが踊っていたのだけど、写真を撮るにはこの人数では物足りないので、DJの写真を数枚撮り友達が来ていないかと会場をぶらぶら歩き始めた。

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