2009年10月27日火曜日

Gay party in Telaviv.



 先週末に仕事でgay partyの撮影に行ってきました。僕はGAYの方には何の偏見も特別意識もないのですが、gay partyに行くのは初めてだったので緊張と期待感を抱きながらクラブへ向かいました。深夜1時位にクラブに着き中に入って見ると男性がクラブ全体の99%以上を占めていて、このクラブはtelavivでもかなりの大きさなんですが満員御礼状態でした。
 僕は完全に圧倒されてしまい、まず落ち着こうと思いたばこに火をつけクラブの端へ向かい全体を見回すと、厳つい見た目の人や優しそうな顔の人、ほんとに街で見かける普通の人達が、あちらこちらで接吻をしているのが見え、これ又驚いたのですがよく考えるとここじゃ普通やなこれもと思えて来まして、落ち着きを取り戻し撮影に入りました。
 撮影中軽いお触りはされましたが、驚いてても仕方がないので、それを切っ掛けに写真を撮らさせてもらっていると、ステージでshowが始まり僕はステージ前に移動して男性のダンサーの躍動的なダンスを撮影していると、『美』が彼の動きから表現されていて単純に彼のダンスは何て美しいんだと僕はカメラマンの視点からそう感じ、また一ついい体験ができたことに喜びを感じました。

 Telavivはイスラエル国内で一番OPENな街としてゲイやレズが多く住む街でもありますが、イスラエルでは宗教的理由からゲイやレズの人に対して宗教家などから批判や意味のない暴力を受ける事があると聞きます。8月には同じtelavivでGay partyで何者かが銃を乱射し3人亡くなる事件があったばかりだったので、僕の行ったGay partyのCLUBの前には、マシンガンを持った警察官が目を光らしていたのが印象的でした。

こういう光の上にも陰はしっかりと根を張ってしまっていることが何とも悲しく僕は思いました。


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