2012年7月18日水曜日

西洋から学ぶべきモノと学ばなくてもいいモノ。


みなさん、こにゃにゃちわ☆

本日のシルキン村はまったく暑くて暑くて外にでられないです。。。

イスラエルの夏は始まりが早く、終わるのが遅いと言う激夏国で毎年死にそうになっております。。。。。。あつ〜〜〜。。。。。



日本では原発反対運動が大飯原発再稼働を端に急速にデモの参加者が増え、国内の原発反対支持者のみなさんの直接的行動が見られ国外から微力ながら参加している僕も大変期待を持って見ています。

最近のデモ行進のやり方は西洋式と言うか、クラウンや音楽隊がデモを盛り上げその中で声高々に抗議すると言うやり方は、ドイツの緑の党やヒッピームーブメントから始まったデモの方法と同じで、非暴力であり気軽に個人でデモに参加できる方法をとっているのが特徴的だと思います。


この西洋から学んだ非暴力デモと言うのは体制を動かす一番の直接的方法であり、持続性がある素晴らしいデモの形だと僕も皆さんと同様に思っています。


参加者を増やし、各地で非暴力デモの輪を広げて行けば体制は動かざる負えない様になるでしょう。

その日に向かって今”僕達が歩んでいる現実”は、未来を変える重要な要素でありそれを持続して行く必要が僕たちにはあると思っております。



かし、悲しいけど体制はそう簡単には動かない。
国民の4/1が去年の夏中、繰り広げたイスラエル史上最大の経済対策を求める非暴力デモに対してもイスラエル政府は結局、経済政策に手をくわえなかった現実を僕は目の当りにした。 
しかし、イスラエル国民は今年もデモを各地で繰り広げている。
イスラエル史上最大の経済対策を求める非暴力デモに関しては前回の記事を参照ください。

中々動かない体制に対して憤懣が溜まり、政府側の人間に対して怒りや嘆きなどの気持ちが芽生える事は、人間として当たり前の精神状態と言えるでしょう。

そして、一連の反大飯原発再稼働反対大規模デモを経験した後の変わらない現実から、この様な気持ちになるのは僕だってみなさんと同じだけども、一般の警察官や一般の公務員に対してのネガティブキャンペーンを繰り広げる事に関しては、僕は違うと思っています。

西洋ではネガティブキャンペーンを本気・ジョークとして、プロパガンダ的に使われる事が多く一定の効果も生まれてますが、それは西洋文化の上でのネガティブキャンペーンに対してある、理解があってこそ成り立っているんです。

しかし、西洋文化とはほど遠い僕ら現代東洋文化圏の人間にはネガティブキャンペーンは、攻撃的な憤懣のはけ口に成りうるのではないかと言う意味で、僕は一般の警察官や一般の公務員へのネガティブキャンペーンは西洋から学ばなくてもいいモノだと思っています。




一般の警察官や一般の公務員が、体制側につくのは全く持って当たり前です。

彼らにとって体制に楯突く事は不正でしかありません。

楯突く理由がどんだけ正義に満ちあふれていても、悪に満ちあふれていても彼らの居る状況下では、悲しいけどそれは不正でしかないのです。

それを否定する権利は、僕たちに全くありません。

不正をおかすには大変な勇気が要ります。この不景気に職を失う様な大きな、大きな決断です。

だからこそ僕らは、僕たちの行動を持って彼らの背中を押す事しかできないのではないでしょうか?

それが東洋文化に合ったデモのやり方ではないでしょうか??

何もすべて西洋から学ばなくても僕ら東洋人にもすばらしい文化があるじゃないですか。



最後に、もちろん体制側が著しい妨害行為や著しい暴力行動に出た場合は違う話になりますが、現時点では著しい妨害行為や著しい暴力行動に出ているとは言えないと僕は思いますが、この感覚についてはそれぞれの意見があると思うので断定はできませんので個人的意見でしかありません。




ありがとう。

SO


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